なぜ心理カウンセリングと遺伝子検査?

SPSコンシェルジュでは、心理カウンセリングや様々な悩みのご相談をお受けしていますが、「なぜ遺伝子検査もあるんですか?」と聞かれることがあります。そのことについてお話ししたいと思います。

例えば兄弟、姉妹といった同じ親から生まれ、同じ家に住み、同じ食事をして育っても、顔、体つき、性別など見た目にわかるものであっても全く同じということはありません。

それと同様に性格や感情など内面も違いがあります。

これが親子であれば、もっと違ってくるのは当然です。

親子関係で悩みを抱えていらっしゃるクライエントの方の多くはこの事を頭では解っていても自分の心に落とし込む事が出来なくなって悩まれています。

「うちの主人は理系なのに、、、」「上の子は1年生に上がる前には自分の名前を漢字で書いていたのに下の子は、、、」

特に母親と娘の関係は複雑です。

同性であることで、母親自身がこれまで女性として生きてきた中での経験や価値観で娘の歩んでいく人生を、母親が良しとするものを、娘の為になると信じて管理しコントロールしてしまいがちです。

母と娘であっても違う個性、価値観を持っています。

この事をしっかり認識できるように遺伝子検査も取り入れています。

人の個性の違いを認める事は、自分の価値観や視野を大きく広げることになります。

心理カウンセリングで上手くいかない事の一つにクライエントの方の認知の歪みが大きい事が理由の場合があります。

このような時、親子で遺伝子検査を受けられて、それぞれの個性の違いをはっきり解るといったことが非常に有効です。

持って生まれた性格、個性の優劣を見るのではなく、個人の性格や生まれ持った能力の理解をし、親子、兄弟であっても性格、個性、それぞれ違って当たり前と再認識出来ます。

人はみんな、自分の人生を選択して生きていく事が生きる事の喜びになります。

自分に起こる事、良いことも悪いことも、自分で受け止め成長していくものではないでしょうか%e8%a6%aa%e5%ad%907