愛着障害とは
乳幼児期に母親との安定した関わりを持つ事は、子どもの愛着を通して対人関係を学ぶ基礎となり、母親が絶対的な安全基地であるという事で子供は安心して外部との関わりに積極的に行動出来るといった特性があります。
安定した母親との関係が出来ていることが社会性や知能の発達にも良い影響が出来ています。
安定した愛着とは、長い時間一緒にいる事ではありません。
仕事をしているママが保育園に子供を預けて長時間保育園の先生と過ごしていても、しっかりと愛着スタイルが保たれていればほとんどの場合子供はママが一番です。
生まれてすぐから始まる育児に奮闘しているのは多くの場合母親です。
赤ちゃんが泣けば優しく「おなかすいたかな?おっぱい飲みたいかな?」「おむつ濡れちゃったね。気持ち悪かったね。きれいにしようね」など語りながら赤ちゃんと接しているママ。
産後の体調が悪いまま育児をスタートして余裕のないママ。
いろんな状況があると思います。
子どもと安定した愛着を築くには先ずママ自身の心が安定していることが大切です。
もし自分自身が不安や体調の不調があれば、誰かに頼って下さい。
一人で抱え込まないでください。
ママが笑顔でいることは子どもにとって何よりも心の栄養です。
イライラしながら手作りの離乳食よりも優しく話しかけながら市販のベビーフードの方が子供とママにとって温かい時間です。
子どもはまだ言葉を話せない時期は全身全霊で母親の言葉がけ、表情、スキンシップを求めています。
その求めに適に答えてあげることで安定した愛着が形成されます。